日本サーモエナーが提供するボイラが、社会のどんな場所で活躍しているか、代表的な商品とともに紹介します。
日本サーモエナーの使命
事業内容・経営戦略
暮らしを支える日本サーモエナーの熱源
例えば、冬の空港で
社会インフラである航空機を動かし続けるために。 日本サーモエナーの熱源が貢献しています。
冬期の空港では、航空機の安全を守るための除雪・除氷車「デアイシングカー」が活躍しています。消防車のように伸び縮みするブームから防氷剤を散布することで、航空機の機体に積もった雪や氷を取り除いたり、再び付着させないようにします。全国の空港に配備されている「デアイシングカー」の熱源機として、限られたスペースの中にも搭載できる当社の真空式温水発生機(バコティンヒーター)が採用されています。真冬でも安全で快適な空の旅を、日本サーモエナーの熱源が支えています。
例えば、工場で
麦・米を煮沸するビール工場の重要工程の熱源として、 省エネルギー化と作業環境の改善を実現しています。
ビール工場では、原料となる麦や米を煮沸させる熱源として蒸気ボイラが必要です。当社は、ボイラの提案に加えて、熱気が充満するボイラ室の空気をヒートポンプで回収し、ボイラの給水温度を上げる「蒸気ボイラ給水予熱システム『F-nex』」を提供しています。この結果、お客様の工場における省エネ効果と、熱の回収によってボイラ室の温度を下げ、作業効率改善にも貢献しました。
例えば、ホテルや旅館で
いつでもゆっくりお風呂で休んでいただくために。 安定稼働と省エネを実現するボイラが活躍しています。
客室や大浴場など、大量のお湯が必要なホテルや旅館においても、日本サーモエナーのボイラが活躍しています。例えば、温水機の老朽化による故障と燃料費で悩まれていたあるホテルには、燃料を重油からガス化へ転換を提案し、高効率の潜熱回収型真空式温水発生機を導入しています。これによって燃料費の大幅な削減と二酸化炭素排出量も大幅に削減され、環境負荷低減を実現しています。
例えば、病院で
患者さんの健康を預かる病院の現場でも、 日本サーモエナーの温水機が活躍しています。
さまざまな医療器具類の熱水消毒や病院食を提供する厨房など、多量な給湯を安定的に供給する熱源の確保は病院運営にとって非常に重要です。こうした医療の現場でも、日本サーモエナーのボイラが活躍しています。ある病院では、それまで利用されていた「蒸気システム」の「温水化」を提案し、大幅な省エネ、省コスト化を実現しました。また設備の省スペース化によってリハビリ施設を拡大させることにもつながり、病院の施設基準ランクアップにも貢献しています。
例えば、冬の鉄道で
北国の新幹線の安全運行を実現する現場で。 散水消雪設備の熱源に日本サーモエナーが貢献しています。
寒冷地での新幹線の安全と安定した輸送を支える重要な設備が「散水消雪設備」。高架上に雪が積もらないように温めた水を線路に撒く設備です。この設備の中で、河川からくみ上げた水を温める熱源機として、当社のバコティンヒーターが採用されています。限られたスペースの中で安定稼働が求められる現場に、当社の技術が貢献しています。