未来をつくる熱源たちINTERVIEW
未来をつくる熱源たち
INTERVIEW
営業
2015年入社 / Y.S
法学部 法律学科卒
安心した日々を送ることができる。そんな当たり前を支える仕事がしたいと思い、インフラ業界を中心に会社を探していました。きっかけになったのは、東日本大震災。被災地である福島県出身のため、当時の被害状況を目の当たりにして、当たり前に毎日を過ごすことのできる素晴らしさや、エネルギーが欠かせないことを実感したのです。そこで、エネルギー関連企業を探す中で当社と出会いました。熱源装置を通じてエネルギー供給に貢献できる点や、社員の人柄にも惹かれ入社を決意。現在は、主に鉄道業界のお客様への営業を担当しています。ボイラの提案は奥が深く、お客様のニーズを丁寧にヒアリングするだけでなく、スペースや必要なエネルギー量、コストも含めて最適なボイラをさまざまな角度から検討する必要があるのです。また、製品ラインナップにあるボイラでは対応できない場合には、社内の設計やエンジニアリング担当はもちろん、ときには外部の設計事務所と相談しながらカスタマイズする必要もあります。私はいつでも、お客様やその先にいる生活者の皆さんの暮らしを守るために、本当にお客様にとって最適なボイラはどのようなものかあらゆる面から検討することにこだわっています。
納品後も安定して稼働し、お客様を支え続ける。そのために、図面を見てわかった気にならずに、自ら足を運んで現場を見て、お客様と直接話す。私が最も大切にしていることです。そこには、ある鉄道会社とのプロジェクトの経験が大きく影響しています。その鉄道会社では従来、冬季に車両に付いた雪を人力で落としていましたが、新たに無人で雪を落とす融雪装置が考案され、その熱源装置として当社のバコティンヒーターが採用されました。しかし、これが一筋縄ではいきませんでした。納めた機器の初期トラブルが続いたのです。そこで、真冬の現場まで何度も足を運び、原因究明と実証実験を繰り返すことでようやく納品することができました。大変ではありましたが、新しい取り組みとしてお客様の社内報やニュースでも取り上げていただくことができました。何よりも嬉しかったのはお客様からの感謝の言葉です。「大きな効果が出ています、ありがとう」その一言で、お客様を支えられた実感と、そのために現場へ赴くことの大切さを知ることができました。
これまでも大切にしてきたように、今後もお客様を支えられる営業でありたいと思っています。より高い次元でその理想の姿を実現するために、迅速かつ的確にお客様の不安を解消できるようになりたいですね。お客様から質問や相談があり、それがメンテナンスや工事等の専門的な内容だった場合、どうしても一度社内に戻って確認してからでないと回答が難しいことがあります。しかし、相談いただくということは、何かしら困っていたり、不安に思っていたりするということ。誰かに確認せずとも、その場で回答できれば、不安な時間は少なくなる。それが、お客様を支えることだと思うのです。誰の、どんな相談にも即座に対応できる営業を目指して、専門外の知識も貪欲に吸収する姿勢を忘れることなく、一つずつ経験を積んでいければと思っています。
8:30
出社
8:40
メール確認、返信
9:30
社内打ち合わせ
10:30
見積書作成等の事務作業
12:00
昼休憩
12:45
お客様と打ち合わせ
14:30
現場調査
17:00
現場から直帰