未来をつくる熱源たちINTERVIEW
未来をつくる熱源たち
INTERVIEW
営業
2014年入社 / Y.T
文学部 国文学科卒
学生時代から、縁の下の力持ちのように陰ながら人をサポートすることが多く、就職活動時には、そんな自分が最も価値を発揮できる会社を探していました。そこで興味を持ったのが、私たちの生活を日々支えているインフラ業界。中でも当社に入社を決めたのは、ボイラという製品に大きな魅力を感じたからです。ボイラは、日常でなかなか目にする機会が少ない一方で、暖房や調理など人々の生活に欠かせない存在。そんなボイラを取り扱う当社は、陰ながら人の役に立ちたい自分に最適な会社だと思い、入社を決意しました。現在は、営業としてボイラの機器販売はもちろん、建物を建てる際に当社のボイラを設置していただけるよう、ゼネコンや設計事務所への営業活動も行っています。ボイラの設置先は、官公庁や大手テーマパーク、街のクリーニング店など官民や規模を問わずさまざま。街の至る所で当社のボイラが役に立っている点に大きなやりがいを感じています。また、ボイラは病院器具の滅菌など命に関わる場面でも使われる製品。そんな責任ある役割を担うからこそ、お客様に人として信頼してもらうことが大事だと思っています。
始まりは、あるエネルギー会社から熱供給事業に関して寄せられた相談からでした。J R奈良駅の周辺施設に暖房設備を導入しようと他社のボイラで設計を進めていたものの、スペースの制約上設置が難しいことが発覚したのです。そのようなご相談を受け、当社のボイラをご提案することになりました。しかし、これまで他社ボイラの規格で導入工事が進められており、ここから新しいボイラを組み込むのは通常ならば大変難しい状況。それでも決して諦めなかったのは、規模も大きい案件で社会貢献性も高かったのに加え、個人的にも自分の地元でもある奈良に貢献したいという想いもあったからです。できる限りのことはやろうと現場に足を運び、一製品ずつ丁寧にメリットを説明しながら、スペースの課題に対しどのボイラが最も適しているかをご提案しました。また、当社の価値を発揮するためにも、お客様の不安要素の解消も重要だと考え、建設現場の方々へヒアリングを行い、仕様の改善に努めました。そうした真摯な姿勢を評価していただき、無事に計6台ものボイラの納入を決定いただくことができました。どんな状況にあっても挑戦することの大切さを学ぶことができたエピソードです。
目標にしているのは、ボイラだけではなく周辺機器を含めた全体のご提案ができる営業。私たちの仕事は、ボイラをお客様に購入していただいて終わりではありません。多くの場合、ボイラ納入のための施工まで携わります。お客様がボイラ以外の部分で課題をお持ちの場合も多いので、ボイラ室ひいては機械室全体へとご提案の領域を広げることで、安心感や信頼感をお持ちいただきたいと考えています。そのために、ボイラ周りの配管や電気設備に関しても積極的に勉強を行っています。そうした知識を身に付けることで、仕様書の電気回路図や配管経路図の見方も変わってくるはず。いずれはお客様も気が付かなかった課題にもアプローチできるように、そしてお客様にとって真の「縁の下の力持ち」のような存在になれるように、今後も頑張っていきたいと思います。
8:15
出社
8:30
メール確認、返信
9:00
電話対応、見積書・提案資料作成
10:00
顧客訪問
12:00
昼休憩
12:45
打合せ、現場調査
15:00
帰社
15:10
打合せ、現場調査内容のまとめ
16:00
社内の設計・技術へ問い合わせ
17:00
見積書・提案資料作成
18:00
メール確認、返信
18:30
退社