RECRUITING

Business事業と強み

トップが語る、日本サーモエナー社長メッセージ

熱源装置を造るだけではなく、
その先にある社会貢献を
どれだけ意識できるか

代表取締役社長泉 雅彦

100年以上受け継がれてきた
「汽罐報国」の精神を胸に

今から遡ること100年以上前、親会社である株式会社タクマ創業者の田熊常吉は、為せば成るという信念の下、日本初の純国産水管式ボイラ「タクマ式汽罐」を発明しました。その根底にあったのは、ボイラを通じて社会に貢献したいという想いでした。そして、その想いは時代を超えて、日本サーモエナーに受け継がれています。それが、経営理念である「汽罐報国」。汽罐とはボイラのこと。そして、報国とは字の通り、国に報いることを表しています。ボイラを使っていただくことで、お客様や世の中に貢献していく。街中で見かけるクリーニング店や温浴施設から、医薬品や食料品工場など日本を支える製造業の最前線、鉄道や医療機関といった暮らしや命を支えるインフラの現場まで、あらゆる場所で使われているボイラだからこそ果たすことのできるこの使命を胸に、すべてのステークホルダーに報いていきます。

時代とともに変わりゆく
社会からの要請に、
「自助」と「互助」の精神で
応え続ける

掲げる理念自体は、今後も変わることはありません。しかし、理念実現に向けて求められるものは、日々変わり続けています。例えば、近年では環境負荷への意識が高まり、脱炭素社会の実現をはじめとしたSDGsへの取り組みが強く求められています。こうした社会からの要請にも報いるべく、高効率クリーンボイラの開発や、ヒートポンプと組み合わせたハイブリッドシステムの実現にもいち早く着手し、現代社会における「汽罐報国」とはどのような形か、そのために必要なものは何かを常に考え、形にするべく邁進しています。そこで重要となるのが「自助」と「互助」の精神です。時代によって形を変えるニーズに応えるためには自らを磨き、高めていくことが必要不可欠。一方で、自分一人でできることには限りがある。だからこそ、互いに助け合うことで、最大限の価値を発揮し、社会に報いることができると考えています。

お客様と社会に貢献するために、
行動ではなく「考動」を

先ほど挙げた環境負荷への意識だけでなく、今後新たな社会課題も浮かび上がってくることでしょう。そして、それらの課題に挑んでいくのは、当社の未来を担う皆さんだと思っています。先の読めないこれからの時代にあっても、ボイラを通じて社会に広く貢献し続ける。そのために、私から皆さんに期待したいことがあります。それは、「考動」できる人間であってほしいということです。行動を起こすことも重要ですが、その前にまず考えることも大切です。お客様は何に困っているのか。その困りごとは、どうして起きてしまったのか。それをいち早く、効率的に解決する方法は何か。そのためにはどんなものがどれだけ、いつまでに必要なのか。考えるべきことに、限りはありません。徹底してそれらを考え抜き、そして行動に移し、形にする。その結果を振り返り、考えることで改善していく。それがお客様に寄り添うということであり、社会に報いることに繋がっていくはずです。考え、動く力でお客様を、そして社会を支えたい。そんな想いを持つ人と共に働ける日を楽しみにしています。

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