比例制御ガスバーナ搭載真空式温水発生機（GTL/GTLHシリーズ）が、一般社団法人日本機械工業連合会の「第３４回優秀省エネルギー機器表彰」にて会長賞を受賞しました。



真空式温水発生機は、取扱資格を必要とせず、高効率で耐久性に優れていることから、業務用給湯暖房設備に幅広く使用されています。従来の温水機の定格効率は90%程度（低位発熱量基準）でしたが、GTLシリーズではガス焚き専焼で効率を95%（エコノマイザ付では105%）まで高めました。ターンダウン比の広い比例制御バーナを搭載することで、高い部分負荷効率を保持できるのが最大の特長です。

注）本文でボイラ効率は、燃料の低位発熱量基準で記載しています。

■優秀省エネルギー機器表彰

一般社団法人日本機械工業連合会の表彰制度で、国の省エネルギー推進政策に呼応して、機械工業の立場からこれを推進するため、省エネルギー効果の著しい産業用機器を開発し、実用化した者および企業その他の団体を表彰するものです。


■ラインナップ

GTLシリーズは、ホテル・旅館・温浴施設・老人福祉施設・スポーツ施設・病院等、温水を利用する幅広い業種で使用いただき、累計100台を超える納入実績があります。

■効果

ターンダウン比=5:1の比例制御バーナを搭載することにより、部分負荷効率の改善を図りました。業務用温水機の一般的な実用運転負荷20～30%時では、従来のターンダウン比1:1（ON-OFF制御）や、ターンダウン比2:1（3位置制御）のものと比較して、約10～20%もの効率改善を果たし、ライフサイクルコストを大幅に低減できます。

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